ERP

はじめてのERP導入コンサル入門-関わる人編-

アオクマ(@AoKuma19)です

新人ERP導入コンサルタントに向け、基本的なことを書いていきたいと思います。

アオクマ
アオクマ
はじめてプロジェクトにアサインされました。
みんなに挨拶しなきゃ!名刺名刺…

トモ
トモ
まずは、どんな関係する人たちがいるか知るところから始めていこう!

関わる人たち

初めてお客さんのところにいるとイロイロな人たちがいます。
また自社にもいろいろな役割を持った人たちがいます。

どういった人たちと働くのかまとめていきたいと思います。

ERP導入コンサルタント

ERP導入する際に、専門家に依頼します。

その専門家のことをERP導入コンサルタントと呼びます。役割としては、プロジェクトマネジメントと会計×システム領域の問題解決です。

  • 何を目標にするのか。
  • どう活用していくのが良いのか。
  • どんなリスクがあるのか。
  • どんな効果が得られるのか。
  • どんなスケジュールなのか。

など、具体的な計画を立てていきます。計画とは、スケジュールや方針のことです。彼らは短時間でパワーポイントにプロジェクトの概要となる大事なポイントをまとめていきます。

また、いろいろな課題に対して問題解決していく役割も持ちます。
通常1年以上かけて仕事をしていくことになり、金額も大きく仕事の内容も複雑なものになります。そのため、いろいろなGAP(=差異、問題)の解決策を示していく役割を担います。

  • 会計業務×システム
  • マネジメントと現場
  • 海外と国内
  • あるべきと現実
トモ
トモ
今後プロジェクトを推進するための、欠かせないパートナーだよ。

ERPパッケージベンダー

ERPパッケージ(システム)自体を開発している会社です。
メーカーともいえるでしょう。代表的な会社と製品は、下記の巨人3社です。

  • SAP(独) 
  • オラクル(米)
  • マイクロソフト(米)

これらの会社です。さらに新興企業では

  • Workday(米)
  • NETSUITE(米)

が注目です。クラウド型のERPを開発し、シェアを広げています。

一方、日本企業では、下記の会社がERPパッケージを提供しています。

  • ワークスアプリケーションズ
  • オービック
  • 富士通
  • 住商情報システム

日本のメーカーは、日本の商習慣に合わせたERPを得意とし、日系企業に人気がある一方で、海外の会社に利用してもらうにはまだまだ課題が多いです。

アオクマ
アオクマ
COMPANYで有名なワークスアプリケーションズは先日、HR事業を譲渡したって話、驚き!

SIer(システムインテグレーター)

ERP導入をシステムの面からサポートしてくれるシステム会社です。導入コンサルタントが所属している場合もありますし、単に、設定や開発、カスタマイズなどを専門にする場合もあります。

SIerとしては、下記の会社が挙げられます。SIerは大小合わせて星の数ほどあります。

  • 富士通
  • NEC
  • NTTData
  • 電通国際情報サービス
  • TIS

利用ユーザー

実際にERPを使う人たちです。
使うと言っても主に入力をする人たちのことを指します。部門や役職・役割によって、も特徴が違います。

経理部門 
実績を扱う会計課と計画を扱う計画課などに分かれる、PJの主体。比較的穏やかな人が多い。いかに、課長/部長がリーダーシップを取れるように育てるかがキーポイント。

財務部門 
主に資金調達などを担当、銀行回りやキャッシュマネジメントに興味。
銀行出身者など、優秀な人も多く経理とは見ている視点が若干異なる。

総務部門 
経費やリース、社内の備品管理などを扱っている。
あまり残業をするタイプではないため、効率的に依頼をする配慮をしたい。

営業部門 
売上・販売領域の情報収集のキーとなる部門。販売レポートなどに強いこだわりがある。社内でも影響力が大きい。

製造部門 
原価を扱う。経費や労務費、原材料の自社特有の運用に詳しい。
定年になっても辞められない、職人のおっちゃんが必ずいる。

システム部門
会社のシステム専門部隊。味方になるか、敵になるかはプロジェクト次第。ぜひ仲良く仕事したいものです。ここにも職人のおっちゃんがいる。システム最適な視点に偏りがちなので、彼らをうまくコントロールすることが大切。

遠方の拠点担当者
電話会議などで対応する。なかなか本社の動きが見えず、置いてきぼりを食う。
逆にキーユーザを地方に作り、そこから発信してもらえるようになるとPJが円滑にすすむ。

子会社
親会社の要求をのまざる終えず、プレッシャーを感じている。子会社のやり方があったとしても親会社の機能不足なERPを使うことになり、不満も多い。

海外子会社
英語だから・海外だからという理由で、あまり力を入れられず、後半で炎上する要因。
海外展開を念頭に体制を整え、ロールアウトの方法を検討しておきたい。

など

マネジメント

こちらもERPを使う人たちです。
利用ユーザーとの違いは、主に出力(アウトプット)を使うところにあります。マネジメントは結果となる帳票やその数字を見て、意思決定をし経営に生かします。効率よく情報を集めて経営に生かす。彼らがERP導入も意思決定する人となるため、重要です。

かかわる人とその役割を覚えよう!